{今日のテーマ}
「セールが毒薬だと言われる所以」
昨日も触れましたが、8月は店の売上が
あまり良くない時期とされています。
もちろん例外の店もありますよ。
海水浴場とか大型プール近くの
コンビニとか、お彼岸の花や果物が
バカ売れする八百屋とかは年間で
一番売上がいいとも聞きますから。
皆通常の買い物というより、この
時期は旅行やレジャー中心にお金を
使うのでしょう。
その結果、全体的に店での消費が
減るのだと、僕自身は推測して
おります。
売上が芳しくないアパレル関係は
セールという手段で、この時期
顧客に来店を促します。
このセールについて、少し考えてみ
たいと思います。
一つ質問させてください。
皆さんはご自身の店でセールをやる
ことに肯定的ですか?悲観的ですか?
僕の経験上、肯定的でぜひやりたいと
いう経営者が多いです。
セールを打ち出せば、普段よりたくさんの
お客さんが来てくれるし、その結果売上が
増えるしと。確かにそうなることが多いです。
これが光の部分ですね。
しかし物事には必ず影もあります。負の部分
ですね。どういったことがありますか?
・セール期間中の利益率が下がる。
・セール期間中の人件費が上がる。
・セール告知のための広告費がかかる。
・セール期間外の売上が極端に落ちる。
・セールが常態化すると、セール以外は
 売れない店になる。
ちょっとだけ書き出してみましたが、
実際は細かいものがもっとあります。
僕自身はセールを悲観視するタイプです。
何が一番良くないかといえば、店の売上の
上下幅を大きくしてしまうことにあると
思っています。
セール期間中は猛烈に忙しくなり、セール
期間が終わると暇暇の閑古鳥。こんな店って
結構あったりします。
暇をなくそうとまたセールを仕掛けると、
通常期間の来店客がまた落ち、余計セールを
しなくてはならなくなります。
・・・でどんどんセール依存になり、利益率
が落ち、期間中の要員は経験が浅い方も多く
なりますからサービスレベルも落ち、店全体
の経営力が落ちて行って、最後はクローズ。
イメージとしては、シャブ(覚醒剤)にはまる
のと同じかもしれません。中毒になったらやめ
られない、でもやればやるほど体を蝕ませ、
もっと強いインパクトを求め、より摂取量が
多くなってしまうという・・・。
ああ、恐ろしや。
ひどく悪く書きすぎました。
僕も自店ではセールは多少しますので、シャブ
のように絶対やってはいけないもの、とまでは
思っておりません。節度が必要だと思っている
だけです。
その節度はどう考えたらいいか。
明日に続きます。