夏季休暇中です。
ここ3日ほどベトナムのホーチミンに
滞在しておりました。
義兄が赴任しておりまして、そこに
家族皆で会いに行っておりました。
楽しく、刺激も多く、良かったのですが、
時差やらフライトやら普段と生活が違う
こともあり、今、体がフラフラです。
体調を元に戻すのが、今の僕のメイン
テーマになってしまい、そこが情けない
ところ(汗)。
{今日のテーマ}
「命がけで道を渡ることで見えたもの」
「ベトナムで一番印象に残りました?」
今日帰国してお会いした方に聞かれました。
僕の一番の答えは
「道が渡れない(汗)。」です。
義兄やその奥さんが着任した当初、
電話でこんなこと言っていたのを
思い出します。
「街を歩くのが怖いんだよ。」
「横断歩道があっても、道を渡れない。」
そんなことあるわけないと、
当時は冗談だと思っていたのですが、
現地に行けば本当にそうだと思います。
治安が悪いということではないです。
電車や地下鉄がない大都市で、皆バイク
を使うのですが、はんぱないバイク交通量
に圧倒されます。そのバイクが途切れない
ので、徒歩で道を渡るのが怖いのです。
怖ければ怖いほど、一瞬のすきを見つけて
走ってさっと渡ろうとしがちです。
しかしそれはより危険度が増します。
義兄に教わったのは、
急ぐのではなく、ゆっくり堂々と歩けと。
相手がこちらの存在と動きを察知できれば
できるほど安全になるからと。
相手もこちらを轢きたいとは思って
いない、できるだけ事故は避けたいと
思っていて、こちらに接触しないよう気を
遣ってくれているからと。
しかしね、そうは言われても自分が
横断歩道を渡っている間に、自分の数センチ
前後をバイクがスピード落とさずかわして
いくんですよ。
横断中は生きた心地がしませんでした。
まさに命がけです。
街を歩いて移動することが、こんな緊張
するものなのかと。
圧倒的バイクの量、歩行者より車(バイク)
優先という交通ルール、クラクション鳴らり
まくり、自分の数センチ横を車体がかわして
いくのが普通という感覚、ただの横断なのに
すべてが日本では味わえない体験でした。
そんなことに命をかけたくない、と正直
思ってしまいますが、それは日本の社会で
守られた生活に順応してしまっている自分
が勝手に思う事で、それが世の中の標準で
はないように思います。
さて命がけで道を渡っている自分は、
客観的にすごく真剣だったように思います。
震えて楽しくはなかったですね。
失敗したら命を失うからだと思います。
当たり前か(笑)。
思いきってやって、結果的に失敗でも
いいじゃないか、命まで取られないのだから。
過去そんな言葉を過去よく耳にしました。
これ、今回より理解が進んだ気がします。
失敗して命の危険があるチャレンジを経験
すると、命まで取られることのないチャレンジ
のハードルはより低くなったような。
命のかかったチャレンジは慎重に。
命の危険のないチャレンジは大胆に。
そんなことを感じたベトナム滞在でした。